私がこんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」を読んで片付けた経験から、1番驚いたというか、衝撃というか、今まで全くもって頭にもなかったことが、
「片付けはマインドが9割」
という衝撃的事実。
これが分からないと永遠に片付かないことに気がついてからは、随分今までの考え方を変えてもらいました。
「ときめくものだけを残す」
大切なことは何を捨てるかではなくて、何を残すか。
どんなものたちに囲まれて生活したら幸せか。
こんな事考えたことありませんでした。
でもこのマインドを知ってからは、部屋が散らからなくなったのです。
片付けが苦手で、休みの日になると「あぁ〜片付けしなきゃ」と思っていた過去の自分からすると、大変革。片付けても片付けても片付かないループからやっと抜け出すことができたのです。
初めは「ときめく」という感覚も分からなかったですが、本の通りの順番で、
洋服→本→書類→小物→思い出の品
と進める中で、手に取った瞬間に
「ときめく」「ときめかない」の感覚がはっきりしてきます。
私は心の中に「あっ、これもういらない」とか「この写真を撮ったとき、本当は辛かった」などの感覚がでてきました。
だから「捨てよう」という選ぶスピードもだんだん上がってきました。
思い出の品は中々捨てられないかもしれませんが、思い出の品までいきつくまでに、「選んで、捨てる、残す」を何度も何度も経験してきているので、大丈夫です。
人生も「選択」の連続。
人間は朝起きてから実に9000回も選択をしているそうです。
朝起きてトイレに行くという選択。顔を洗うという選択。何を着るかという選択。朝ごはんを食べるか食べないかという選択。食べるなら何を食べるかという選択。
朝ごはんを食べるまでにもこんなに多くの選択をしています。
スティーブ・ジョブズは着る服を決めていて、大事な時に集中して選択できるようにしているというのは有名なお話。
私はこの人間は1日にこんなに多くの選択をしていることにも大変驚きで、人生の重要な場面でベストでなくてもその時のベターな選択をしていくためにも、物を減らそうと強く心に思いました。
物が多いということは、それだけ、選択の機会が増えるということ。
「選択疲れ」にならないためにも、まずは身の回りのものを減らすことは大切なことだと思います。
ただ物を捨てるだけではなく、こういったマインドを持って「取捨選択」をしていきたいものです。
ありがとうございました。